突然パパと長男(2歳)の2人暮らしがスタート!
我が家の家族構成:私、妻、長男、お腹の中の次男。
2人目の出産を控えてワクワクしながら幸せな日々を過ごしていましたが、突然妻が入院、、、こんなにもバタバタになるなんて、、、
様々な悩みが、、、
- ママがいない寂しさMAXの環境の変化に2歳の長男は耐えられるのか、、、
- ご飯の準備、洗濯、掃除、お風呂、、、家事全般をこなせるのか、、、
- 仕事はどうする?保育園はどうする?あれはどうする?これはどうする?
考えれば考えるほど悩みは尽きません。
これから2人目の出産を控えている方、検討中の方に少しでも役立つ内容になれば幸いです。
出産予定日を控え、いつもの様に家族みんなで川の字で寝ていました。
AM01:00
「陣痛が来たかも。」と妻に起こされる。布団から飛び起きて、寝ている長男に靴下とジャンパーを着せて車で病院へ。
AM01:30
病院到着。
デイルームで長男と絵本の物色。
長男は検査中のママが気になるのか「ママ〜」と指を指しながら絵本を探す。
検査を終えた妻はそのまま入院する事に。
妻が自販機で飲み物を買ったら当たりが出た!強運の持ち主だ。
看護師さんが「ツイてますね〜!!」とはやし立てる中、私は冷静に頭の中で「産科だから良い雰囲気を作るために当たり易く設定してるんじゃ、、、」と悪い癖の疑いをかけた。
長男は状況把握ができないまま、突然ママとお別れ、、、
エレベーターで駐車場に向かう時も、車に乗る時も、家に向かっている時も、長男はただただ「ママ、、、ママ、、、」と悲しげな声でママを呼んでいた。
寂しさ爆発!
AM02:00
帰宅。
マンションの駐車場で車から降りた瞬間、長男が大声で「ママーーー!!」と叫ぶ。
そう!寂しさが爆発した!
私は冷静に考えた。
「夜中2時に子どもがママーーーって叫んでいたら?事件だと思う!!自分だったらそう思う!!」
感じる必要の無い後ろめたさを感じながら長男を抱きかかえ、感じる必要の無い罪悪感を感じながら足早に玄関に向かう!
家に入るなり長男が「ママ、、、ママ、、、」と寂しさを全開に出し、涙を流し号泣。
とりあえず長男を抱き締める私。
寂しさを紛らわす秘密道具
寂しさに耐えられず号泣し続ける長男。
ここで私は悩んだ。
長男の大好物iPadを見せて落ち着かせようか?いや、こんな夜中にiPadを見せるのは良くない!しかもiPadに頼ってばっかりではiPadに負けている気がする!昔の人達は自分でどうにかしていたはずだ!Appleは何て危険なモノを作ったんだ!
長男の泣き声は大きくなっていく、、、
気がつくと長男の手にはiPadが。
誰が渡したのかは覚えていない。本当に覚えていない。覚えていない、、、
ちなみに子どもにスマホやタブレットを見せる事に抵抗がある方も多いと思いますが、iPadには学習アプリや子ども向けプログラミングアプリも豊富にあり、さらに育児中の奥さんが映画を観たり息抜きするのに大活躍します!(知ってるよ!)
AM02:30
バッキバキに目が覚めている長男に私は「寝んねしよ。これ見たら最後にしよ。自分で終わらせてどうぞして。」と持ち掛けた。
長男はお利口さんに頷く。
「うん。」
頷くもののiPadをそのまま見続ける。
唯一いつもと違うのは私の手を握っていたこと。
小さい身体で必死に寂しさを我慢していた。
そんな長男を余所目に私はウトウト、、、眠気に負けそうになってしまった、、、
眠気に負けそうになり、「よし!寝よう!」と言って長男からiPadを取り上げ、部屋の電気を消した。
長男が泣きながら叫び出す。
「ママーーー!!ママーーー!!」
私は客観的に考えた。
- 深夜に家族3人で車で出掛けた
- 帰宅したのは父と子のみ
- 子どもが大声で「ママーーーーーーーー!!」と泣き叫んでいる
怪しい、絶対怪しい!自分だったら怪しいと思う!
近所迷惑だし、めんどくさい事にならない為にも長男を落ち着かせないと!
私は次なる手を考えた。
寂しさを紛らわす秘密道具②
次なる手をどうしようか悩んだ。
またiPad!?いやいやさすがにiPadばっかり見せるのは長男の為にならない!じゃあどうする!?ジュース?いやジュースを飲ませたら長男の嫌がる歯磨きをしなきゃいけない!歯磨きでさらに泣いてしまう!じゃ歯磨きをしないのは!?虫歯になったらかわいそうだし、そもそもジュースで機嫌が直る訳がない!!
、、、とりあえず聞いてみた。
「スポロン飲む?」
「、、、うん!」
来たーーーーーーーーー!!!!!
スポロン来たーーーーーーーーー!!!!!
長男は泣き止んでスポロンを一気飲み。
子ども大好きスポロンはこちら。
ついでにオムツも替えてみた。
AM03:00
歯磨きをしようとすると、長男が指を指した。
優先すべきもの
そう、指の先にはiPad、、、
私はここで考え直した。
自分のルールばっかを押し付けずに、まずは長男にママがいない寂しさを乗り越えてもらう事を優先しよう。
そのためにiPadを利用する!そうiPadに頼るんじゃなくて利用する!使ってやる!Appleは何て便利なモノを作ったな!と。
長男は無事に歯磨きを終え、iPadを見始めた。
しばらくすると長男がYouTubeを観るのを止め、別のゲームアプリを触り出した。
そう!
飽きて来た!
AM03:30
しばらくして、長男に「iPadは終わりにしよう」と持ち掛けると嫌々ながらもiPadを渡してくれた。
あくびをする長男。
電気を消すと、泣き出す長男。
「電気点けとく?」
「、、、うん!」
少しでも寂しさを感じさせないために電気を点けっ放しにした。
長男は落ち着いたのか、布団で走り回り、腹筋を鍛えるローラーを取り出し筋トレを開始した。
布団の上で。
私のお腹の上で。
私の顔の上で。
色んなところで筋トレをした。
私の身体を駆け巡った腹筋ローラー。
筋トレ後、絵本が並んでいるタンスをゆび指して「あし!あし!」と言い出した。
最初は何のことか分からなかったが、「あし!あし!」と何度も言われ理解した。
タンスの上の絵本を取るために足で台を作って欲しいのだ。
足で台を作ると長男は満足気に私の足に乗り、絵本を数冊手にした。
「おやおやおやさい」、「ピンクのジェームス」を読み終えた所で長男のまぶたが重くなった。
野菜嫌いな長男がハマった「おやおやおやさい」、ジェームスの優しさ溢れる「ピンクのジェームス」!
AM04:00
長男は私のおっぱいを触りながら眠りについた。
少しは代わりになったのだろうか、、、
AM07:00
病院から電話。
次男誕生!!の報告だった!
ママお疲れ様!!
電話越しで涙目になったのはパパと長男だけの秘密。
パパと長男の二人暮らしで役立つ情報まとめ
- 早い段階でしばらくママがいなくなる事を伝えておく。何度も伝えることで心の準備が出来るかもしれません。
- 一人目の子にとって激しい環境の変化です。思いっきり甘えさせてあげて下さい。こんな時くらい思いっきり甘やかして良いと思います。
- 激しく動揺するのは最初だけです。子どもは環境の変化に順応していきます。焦らず温かく見守ってあげて下さい。可能なら定期的にパパと二人っきりで過ごす事に慣れておくと良いかもしれません。
と冷静になって書いてますが、当事者は必死ですよね。
子どもが寂しさに堪える姿を見ていると私自身もっと頑張らなければと思います。
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